2021年5月15日をもって袋井市国際交流協会の会長に就任することになりました。上原富夫です。どうぞよろしくお願いいたします。

昨年以来、世界規模での新型コロナ感染症蔓延により、国際交流協会の諸活動にも強い抑制の波が寄せて来たため、事業実績結果には多分に不満足点があったとお聞きしました。しかし 一方では諸外国にルーツを持つ多くの市民の方々との草の根的な交流やガイダンス、相談窓口での対応といった基本の役割は十二分に果たされていたとの評価もあります。

袋井市では国際交流協会前会長として活躍された大場規之氏が市長となられ、更に総務部には国際課が設けられるなど、協会にとっては国際交流への新たな役割意識が付加され、期待されるタイミングではないでしょうか。

今 日本国内で声高に叫ばれる多文化共生の意識はまだまだ十分とは言えませんが、国際交流事業の根幹は、国籍や言語、文化の違いなどあらゆる意味での多様性を受け入れ、互いに認め合い、地域社会でより快適な生活を実現することでもあると思います。

こうした国際交流の流れは、２０１６年以来国際目標として掲げられたＳＤＧｓの理想にも沿ったものと言えそうで、私たち袋井市国際交流協会活動の更なる広がりを示しています。

今後の交流事業への、会員皆様のより積極的な御参加とご支援を心からお願い致します。

２０２１年５月１５日　会長　上原　富夫